IP・接続について
RIRとは
IPアドレスとASNの地域別インターネットレジストリを解説します。
更新日: 2026年10月9日
RIR(Regional Internet Registry)は、世界を地域に分けてIPアドレスとASNの登録・分配を担う組織です。主なRIRはARIN、RIPE NCC、APNIC、LACNIC、AFRINICです。
検索結果での意味
IP情報検索を開き、「IPアドレス」欄に調べたいIPv4またはIPv6を入力します。必要な認証を完了して「検索」を実行し、「基本情報」で対象を確認した後、「RDAP / WHOIS登録情報」の「RIR」を探してください。同じセクションのネットワーク範囲・登録組織と組み合わせて読みます。公開登録情報のないアドレスや取得失敗ではRIRを確認できず、名前がないことだけで管理組織の不存在とは判断できません。
IP情報検索のRIRは、IANAのRDAP Bootstrap情報から選ばれた登録情報サービスを示します。接続中のISP名や利用者の所在地を直接表す項目ではありません。
GeoIPとの違い
RIRの登録国や組織情報と、GeoIPで推定した利用地域は目的が異なります。NetKarteは両者を別項目として表示し、一つの国情報へ統合しません。
「RIR」「ASN」「事業者」を分けて読む
RIRは番号資源を登録・分配する側、ASNは経路方針を共有するネットワークの番号、事業者はそのIPに対応する組織名です。同じRIRに登録されたIPでも、利用する会社や回線は多数あります。
説明用に「RIRはAPNIC、組織名は別の企業」と表示されても矛盾しません。APNICがその利用者の回線契約先であるという意味ではないためです。
調査の進め方
IP情報検索で対象IPと登録範囲を確認し、登録組織や公開されたAbuse連絡先を読みます。連絡先がない場合は推測で補わず、RIRの公式情報を確認してください。地域名やRIR名だけで所在地・国籍・安全性を判断しないことが重要です。
参考資料
- IANA: Number Resources (外部サイト)確認日: 2026-10-09
- IANA: Bootstrap Service Registry for IPv4 Address Space (外部サイト)確認日: 2026-10-09
- IETF / RFC Editor: RFC 9224: RDAP Bootstrap Service Registries (外部サイト)確認日: 2026-10-09