プライバシーについて
Web Storageとは?LocalStorageとSessionStorageの違い
保存範囲と期間、Cookieとの違い、NetKarteの利用可否テストで分かることを解説します。
更新日: 2026年10月9日
Web Storageは、Web Originごとに文字列のKeyとValueをブラウザーへ保存する仕組みです。localStorageとsessionStorageは似ていますが、保持範囲が異なります。
LocalStorageとSessionStorage
LocalStorageは同じOriginのページから利用でき、通常はブラウザーを閉じても残ります。SessionStorageはOriginに加えてTab単位で分離され、ページ Sessionが終わるまで保持されます。Private BrowsingやPolicyによって挙動が制限される場合があります。
NetKarteでの見方
NetKarteの保存・プライバシーカードで「LocalStorage」と「SessionStorage」を別々に確認できます。一方だけ利用可能なら両方が使えるとは判断せず、失敗した保存領域に関係する設定を確認してください。
NetKarteは一時的な検査Keyを書き込み、直ちに削除できたかで「利用可能」を判定します。保存済みDataの内容や他サイトのStorageは読みません。再診断のScroll復元ではSessionStorageへ位置を一時保存し、復元後に削除します。
注意点
利用可能と表示されても、容量、保持期間、Third-party ContextでのAccessまでは保証しません。また、Storageが使えることだけでTrackingが行われているとは判断できません。
Cookieとの違いを操作で考える
Cookieは条件に合うHTTPリクエストへブラウザーが付けます。Web Storageの値は、それだけでリクエストへ自動添付されません。ただし、ページのスクリプトが読み取って送信することはできるため、「通信しない安全な保存領域」とは言い切れません。
説明用に同じサイトの2つのタブを開くと、localStorageは通常同じ保存先を参照し、sessionStorageはタブのセッションごとに分かれます。新規タブの開き方によって初期値がコピーされることもあり、単に値が同じだけでは共有の証拠になりません。
利用不可なら確認すること
ブラウザーのサイト設定と保存容量、閲覧モードを確認します。NetKarteの検査は小さな一時キーの書込み・削除であり、容量測定ではありません。設定変更後は再診断してください。保存機能の有無だけで追跡やその防止の成功は判定できません。
参考資料
- WHATWG: HTML Living Standard: Web storage (外部サイト)確認日: 2026-10-09
- WHATWG: Storage Standard (外部サイト)確認日: 2026-10-09
- MDN Web Docs: Web Storage API (外部サイト)確認日: 2026-10-09