HTTP情報について
User-Agent Headerとは
HTTPリクエストで送信されるUser-Agent Headerを解説します。
更新日: 2026年10月9日
User-Agentは、HTTPリクエストを送ったソフトウェアに関する情報をサーバーへ伝えるヘッダーです。ブラウザー名、OS、互換性を示す文字列などが含まれることがあります。
何が分かるのか
サーバーはUser-Agentを手掛かりに、ブラウザーやデバイスに応じた互換対応を行うことがあります。ただし文字列は変更でき、製品名やOSを常に正確に証明するものではありません。
NetKarteでの見方
HTTP情報カードの「クライアントヘッダー」でUser-Agent行を読みます。入力は不要で、今回のリクエストでNetKarteサーバーが受信した値です。比較する場合は、同じ診断のブラウザーカードにあるUser-Agentも確認します。こちらはブラウザーAPIから取得するため、取得経路が異なります。
注意点
長い文字列には互換性維持のための識別子も含まれます。個々の語をそのまま、実際に利用中の製品や機能だと解釈しないでください。
ブラウザーカードと値が違うとき
HTTP側はサーバーが受信した文字列、ブラウザー側はJavaScriptが読めた文字列です。同じ端末でも、拡張機能、ブラウザーの互換設定、中継処理、取得した時点の違いなどを切り分ける必要があります。不一致だけで改ざんとは断定できません。
確認するときは、同じタブで再読み込みし、HTTP側とブラウザー側の値を比較してください。ブラウザー名そのものは、そのブラウザーの「バージョン情報」でも確認できます。保護機能を一括で無効にする必要はありません。
文字列に製品名が複数ある理由
Mozilla/5.0 や Safari といった語があっても、それぞれの製品が同時に動いているわけではありません。互換性のための表記もあるので、一語だけを探して製品を決めないことが大切です。
NetKarteの表示はアクセス者の身元確認やBot認証には使えません。また、今回の値から他サイトへの全リクエストも同じ値だとは判断できません。
参考資料
- IETF / RFC Editor: RFC 9110: HTTP Semantics (外部サイト)確認日: 2026-10-09
- MDN Web Docs: HTTP headers (外部サイト)確認日: 2026-10-09
- MDN Web Docs: Browser detection using the user agent (外部サイト)確認日: 2026-10-09