HTTP情報について
Accept-Encodingとは
対応する圧縮方式をサーバーへ伝えるHeaderを解説します。
更新日: 2026年10月9日
Accept-Encodingは、クライアントが処理できる圧縮方式などをサーバーへ伝えるHTTPヘッダーです。
何が分かるのか
gzip、br、zstdなどが表示される場合、クライアントがそれらの符号化方式を受け入れられることを示します。サーバーは応答サイズを減らすための判断材料にできます。
NetKarteでの見方
HTTP情報カードの「クライアントヘッダー」でAccept-Encoding行を読みます。入力は不要で、今回受信した値が自動表示されます。方式名とq値があれば両方を確認してください。これは実際のレスポンスがどの方式で圧縮されたかではなく、受入可能な候補です。
注意点
リバースプロキシやCDNが応答を圧縮する構成では、ブラウザーとアプリケーションの間で扱いが変わることがあります。値だけで通信量や速度は判断できません。
gzipやbrがあるのに圧縮されない?
gzip, br は受け入れられる方式の候補であり、「今回brで圧縮した」という結果ではありません。小さな応答や、もともと圧縮済みの画像などでは、サーバーが追加圧縮を選ばないこともあります。
q値が付く場合、gzip;q=0 はgzipを受け入れない指定です。qを省略すると1です。identity は圧縮などによる変換なしを表します。ヘッダーに語が含まれるかだけでなく、重みも読む必要があります。
実際の圧縮を調べる手順
ブラウザーの開発者ツールで対象の通信を選び、応答ヘッダーのContent-Encodingを確認します。NetKarteのAccept-Encoding表示は、その応答ヘッダーの代わりにはなりません。
速度を調べる場合は、応答サイズや待ち時間も別途確認します。特定の圧縮方式が表示されるだけで、回線が速い・遅いとは判断できません。
参考資料
- IETF / RFC Editor: RFC 9110: HTTP Semantics (外部サイト)確認日: 2026-10-09
- IETF / RFC Editor: RFC 9112: HTTP/1.1 (外部サイト)確認日: 2026-10-09
- MDN Web Docs: Accept-Encoding header (外部サイト)確認日: 2026-10-09